コムケ湖原生花園

コムケ湖 ― 野鳥と絶景の楽園

紋別市街から湧別町方面へ約20km。
オホーツク海に寄り添うように広がる「コムケ湖」は、アイヌ語で“曲がった”を意味し、その名の通り細長く複雑な形をしています。

ここは約200種もの野鳥が訪れる自然の楽園。
オオハクチョウ、オジロワシ、アオサギなどが舞う姿は、まさに生命の息吹を感じられる瞬間です。

また、コムケ湖は、湖と海が隣り合う独特の環境から、湿地植物や海浜植物が豊かに育つ場所です。

サンゴソウ（アッケシソウ）
秋の見どころは、湖畔一面を真っ赤に染めるサンゴソウ。9月頃が見頃で、まるで紅いじゅうたんを敷き詰めたような絶景が広がります。

ハマナス
初夏にはピンク色の可憐な花を咲かせ、秋には真っ赤な実をつけます。北海道の浜辺を代表する花として人気です。

ヨシやガマなどの湿地植物
湖畔にはヨシ原が広がり、鳥たちの住処となっています。ガマの穂が揺れる姿も季節感を漂わせます。

その他の植物
センダイハギ、ハマエンドウなどの海浜植物が自生し、湖畔を彩ります。

野鳥観察や絶景を楽しむなら、コムケ湖は外せないスポットです。